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繰り返すニキビと漢方薬

ニキビループを断ち切るためにはどうすればいい?

「せっかく治ったと思ったのに、またニキビができてる!」

こんな経験をした人は多いはずです。ニキビのやっかいなところは治ったように思っても、またすぐに再発したりと繰り返してしまうことです。 ほとんど慢性化してしてしまっているという人もいるでしょう。

なぜニキビは繰り返してしまうのか?ということについては諸説あるわけですが、まず一番に考えられるのは肌の免疫力が落ちてしまっているということ。

病み上がりの体調が万全でないのと同じようにニキビが治った後は見た目はきれいでも肌本来の機能は低下しているため、 肌のターンオーバーが乱れがちですぐにまた毛穴詰まりを起こしてしまうということがあります。

また、ニキビがあったところには通常より多くのアクネ菌が存在していまし、 目には見えないだけで微小面皰といわれるニキビ予備軍のようなものがたくさんできているといいます。隠れたニキビというのはたくさん残っているわけです。

そのため、ニキビだけを治していてはダメで、肌質や体質、スキンケアのやり方や生活習慣といったものを含めてすべてを改善しないと、 またすぐにニキビが再発してしまうんです。

ニキビができやすい体質を改善するには?

ニキビができやすいというのには体質の影響もあることは無視できません。

生まれつき肌が白いとか黒い、目が一重とか二重、髪が直毛とかくせ毛といったようにニキビができやすい、できにくいというのは確かにあります。 何もしなければ必然的にそちらに傾いてしまう性質というのがあるわけです。

こうした体質は生まれ持ったものであることが多いので完全に改善するということは難しいです。 ただ、体の硬い人も毎日ストレッチをすれば体が柔らかくなっていくように、食事・睡眠・運動等、生活習慣を変えていくことで、 ニキビができにくい体質にすることは不可能ではありません。

そんなニキビができやすい体質の改善のために注目されている方法の1つが漢方です。

漢方薬での治療は、西洋医学的な対症療法とは異なり、 体の内側から体内バランスを整えて体質を変化させることで体質が影響している心身のトラブルを改善するというもの。

体が本来持っている自然治癒力を高めて、代謝・自律神経・ホルモンという乱れがちな3つの体内バランスを整えることで、 血液・細胞が浄化、再生されるので心身の調和がとれて、結果としてニキビも治るということが期待できるんです。

ニキビ治療によく用いられる漢方薬

薬局などにいっても漢方薬は売っているので、お試しにはそれらを使ってみるのもいいと思いますが、 漢方医に体質やニキビの症状を診てもらったうえで個別に処方してもらってこそ効果があるのが漢方薬です。

ニキビに効く代表的な漢方と言えば、


● 桂枝茯苓丸(けいぶくりょうがん)

女性に用いられることが多く、冷え、生理前の不定愁訴や生理痛が重いタイプの方向けです。


● 清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)

皮脂が多く、オイリー肌だという方や男性に処方されることが多いのがです。赤いニキビがすぐにできるなど悪化しやすい人向けといえます。皮脂が多い人には「荊芥連翹湯(けいかいれんぎょうとう)」もおすすめです。


● 大柴胡湯(だいさいことう)

ストレスによるニキビやイライラしがちな人に処方されることが多いです。フェイスラインや顎周辺にニキビができやすい人向けでもあります。


● 当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)

エストロゲン様作用があることで有名。生理が遅れがちなどホルモンバランスが乱れがちな
女性に用いられることが多いです。冷え性を抱える方にも効果あり。


● 加味逍遥散(かみしょうようさん)

便秘の症状がある方に用いられることが多いです。


ニキビ治療に漢方を用いる場合のごく一般的なものをいくつかあげてみました。

この他にもニキビ治療に良いと言われている漢方はまだまだ種類が豊富にあります。ニキビの症状は同じでも体質などによって漢方に違いが出てくるので、漢方の専門医に相談し、自分の体質とニキビの状態に合わせた漢方を処方してもらうようにしましょう。


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