コスメは予防、治療は薬が基本

ニキビケアの最優先すべきは「予防」すること

思春期ニキビにしろ、大人ニキビにしろ毛穴が詰まり、溜まった皮脂を餌ににきびの原因菌(アクネ菌など)が増殖してニキビができるというのは同じです。 また、毛穴詰まりから悪化して炎症を起こすというプロセスも同じです。

突然できたように思うにきびも実際は肌の内部で長い時間をかけて段階を経て、その最終段階として肌表面にでてくるものですから、 肌表面にあらわれる前段階からしっかりケアをしてニキビをつくらせないということが大事です。

いわゆるニキビケア化粧品というのは、ニキビが肌表面に見えてない時期のケアをする予防のためのものであり、 できてしまったニキビを治すというものではないんですね。

● 余分な皮脂を洗い流す
● ピーリング効果で毛穴詰まりを防ぐ
● 保湿をして乾燥を防ぎ、バリア機能を保ち、肌の新陳代謝を促す
● ビタミンCで皮脂分泌を抑える、抗酸化・抗炎作用でアクネ菌を抑制する

こうした効果が期待できるのがニキビケア化粧品ですが、見ての通り予防を重視しています。 予防こそがニキビケアにおいては一番重要なことで、それをサポートするのがいわゆるニキビケア化粧品なわけです。

できてしまったニキビは薬で治す

できてしまったニキビに対しては

● 潰す
● 洗顔をがんばる
● スポッツケア用のニキビケアコスメを使う
● 市販のニキビ薬を使う
● 皮膚科に行って薬をもらう

という選択肢がありますが、一番効果があるのは皮膚科でもらえるニキビ治療薬です。 (白にきびなど症状が軽いうちは市販のニキビ薬でも十分効果があります。)

多くの人が勘違いしているはニキビは肌の病気だということです。シワやほうれい線、紫外線によるシミで皮膚科にいったところで保険は効きませんが、 ニキビ治療には保険が効きます。「尋常性ざ瘡」という立派な病気だからです。

そのため早く確実にきれいにニキビを治そうと思ったらスキンケアを頑張るよりも皮膚科にいったほうがいいです。 特に炎症を起こしているような場合は絶対に皮膚科に行ってください。

大人ニキビの場合は『体質改善』も重要

大人にきびには、

● 治りにくい
● 治ってもまた再発しやすい
● 10代のころと比べて肌の代謝が落ちているのでニキビ跡が残りやすい
● 思春期ニキビのように期間限定の一時的なものではなく慢性化すること

という特徴があるので、人によってはかなり長い間、苦しめられることもあります。

大人にきびをケアするときに考えておかないといけないことは、普段のスキンケアでニキビができないように予防すること、 できてしまったらニキビ跡にならないようにすぐに薬を使って治療するということにくわえて、

≪ニキビを繰り返さないように肌質・体質を改善する≫

ということが必要になります。

いまのところ皮膚科などでは漢方薬を使って体質改善をはかるというのが治療のメインになるようですが、 民間療法では食養生がニキビ体質の改善には有効だといわれています。

大人ニキビは、思春期ニキビと違って、時間が解決してくれるものではないので、肌質と体質の改善をしないことには根本的に治ることはないといわれています。

大人にきびを治すのは本当に大変なんです。


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