ニキビは皮膚科で治すもの

皮膚科でニキビを治すメリットは?

「ニキビは毎日のスキンケアで何とかするもの。」

という人はまだまだ多いと思います。ニキビができたら真っ先にまずニキビ用の洗顔石鹸を買うとか大人ニキビ用の基礎化粧品を買うという人は多いでしょう。

あるいは、薬局やドラッグストアにあるビフナイトやペアアクネクリームWを買ってきて使うぐらいで、皮膚科に行くという人は少ないと思います。それでも以前と比べて増えてきているとは思いますが。

覚えておいてほしいのはニキビは肌の病気だということです。

白ニキビが鼻の下に2個できた程度で皮膚科にいくのは確かに気後れしますが、広範囲にたくさんできたとか、ニキビが炎症を起こしているようであれば皮膚科に行ったほうがいいです。

皮膚科に行くメリットとしてはディフェリンゲルが処方してもらえるというのが大きいです。

ディフェリンゲルは、白ニキビから炎症をおこした赤ニキビにまで段階をまたいで効果があるニキビ治療薬で、世界中で最も効果が期待できるニキビ治療薬の1つとして使用されているものです。

ニキビ治療の世界標準薬として利用されているぐらいですから、ディフェリンゲルはよく効きます。 効き目が怪しいニキビケアコスメや市販の治療薬を買ってお金を無駄使いするぐらいなら最初から効果の確実なディフェリンゲルを処方してもらいに皮膚科にいったほうがいいです。

これからは皮膚科でニキビを治す時代

皮膚科ではどんなニキビの治療をするのか簡単に紹介します。

● ディフェリンゲルを処方してもらえます。
● 炎症や化膿がひどいニキビに対しては抗生物質を投与します。
● 角質を剥がして毛穴詰まりを防ぐイオウ製剤を処方してもらえます。
● 専用の器具を使って毛穴に詰まっているニキビの芯を物理的に除去します。
● 漢方薬を処方してくれるところもあります。ニキビ体質の改善が目的です。

「ディフェリンゲルを処方してもらえること」、そして「抗生物質をもらえること」この2点が注目すべき点です。 炎症ニキビの予防やすでに炎症や化膿をおこしているニキビの治療にはこの2つがセットで処方されると思います。

ニキビ治療の標準薬として使用されているディフェリンゲルは欧米から遅れること15年、2008年になってやっと厚生省の承認がおり、保険が適用されるようになりました。

こうした本当によく効くニキビ治療薬に保険が効かなかったため、日本では治療費が高くつくから 皮膚科に行ってニキビを治すという当たり前のことが行われることがなく、かわりに、ニキビ用の洗顔料や基礎化粧品を買ってニキビを治そうとする風潮ができあがってしまったんですね。

まだ、欧米で使用されている濃度のディフェリンゲルは使えないようですが、保険認可されたということで徐々にですが、これからニキビは皮膚科で治すという流れが出てくると思います。

ニキビ皮膚科Q&A

どのタイミングで皮膚科に行けばいいですか?

早ければ早いほどいいです。炎症や化膿を起こす前の段階で行くのが理想です。ニキビ痕ができてしまうと皮膚科ではなく、美容外科や美容皮膚科が専門になり、皮膚科では対応が難しくなります。

ニキビの治療を始めてどれくらいで効果が現れますか?

白ニキビや黒ニキビにディフェリンゲルを使った場合、治療効果を実感するまでに2、3カ月は必要になります。赤ニキビや黄ニキビの場合は症状によって抗生物質を投与することになりますが、ニキビが進行しているほど治療にも時間がかかります。

皮膚科で処方してもらったニキビ治療薬と市販薬を併用すると早く治りそうだけど?

すべての医薬品には副作用があり、ニキビ治療薬とて例外ではありません。決められた用法・用量で使って効果がありますし、医師の指導なく、自分の判断で使用量や回数を変えるのはNGです。

ニキビがよくなったように思います。薬はもうやめてもいいですか?

油断は禁物です。ニキビは落ち着いてもニキビができやすい状態には変わりないこともあります。症状が軽くなってもニキビの再発を予防するために継続してください。薬をやめるタイミングについては必ず医師の指示を仰ぎましょう。


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